月のフォン・ブラウンに住む隻腕のジャンク屋で、一年戦争時には「ソロモンの悪夢」として恐れられた「アナベル・ガトー」と共に戦い、お互いに実力を認め合った仲であったが、激戦の中で左腕を失う戦傷を負い、パイロットとしての道を絶たれてしまった人物である。 多くを語らない朴訥な性格をしているが、その本質はパイロットへの情熱を抱き続けるひたむきな男であった。一年戦争後には、ジャンク屋を経営しながらもいつかはパイロットとして復帰する為に、放棄されていた旧ジオン公国軍のMA「ヴァル・ヴァロ」を改修し続けており、その最中に連邦軍のパイロット「コウ・ウラキ」と出会い、自分も再起への想いを固める事となる。